こんな方におすすめ
- しみが増えた
- しみの色が濃くなってきた
- 顔全体が暗い感じがする
- 肌に透明感がない
- 目立つ場所のほくろを取りたい
しみでお悩みの方へ
大小の茶褐色の斑点が皮膚に現れることを「しみ」といいますが、しみにもさまざまな種類があります。加齢や紫外線によるしみやそばかす(老人性色素斑、雀卵斑)、女性ホルモンが関係しているといわれる肝斑(かんぱん)、イボ状に盛り上がったもの(脂漏性角化症)など、しみによって治療法が異なるため、まずは医師による診断が第一です。
当院では医師による診察から、患者様のしみの状態を正確に診断し、より適切な治療法をご提案しています。
当院でできるしみ・くすみの治療方法
◆スキンケア
すべてのしみ、くすみの治療において日頃のスキンケアがもっとも重要です。特に紫外線はお肌の大敵です。外出時は日焼け止めをしっかりしましょう。また、擦ることで悪化するシミもあります。洗顔のときは擦らず洗顔剤をよく泡立ててそっと洗いましょう。
当院ではお肌に優しい日焼け止めや洗顔剤、化粧品などの取り扱いもしています。サンプルもご用意しておりますのでお気軽にご相談ください。
◆ビタミンC、トラネキサム酸内服
肝斑や炎症後色素沈着症に有効ですが即効性があるものではないので継続して内服することが重要です。シミに対する内服治療は保険診療外で自費となります。
リスク・副作用について
過剰摂取をしても重篤な副作用はありませんが、消化管内における未吸収のビタミンCにより下痢や悪心等の消化管症状が起こる場合もあります。
費用
ビタミンC錠(100錠):1,650円(税込)
トラネキサム錠(100錠):2,200円(税込)
◆ハイドロキノン、トレチノイン外用
いわゆる美白クリームです。ハイドロキノンにはメラニンの生成を抑える作用があります。トレチノインはメラニンの排出を促す作用があります。併用することでよりよい効果が期待できます。トレチノインは小じわにも効果があります。当院では5%ハイドロキノン、0.05%トレチノインを取り扱っています。
◆イオン導入
イオン導入とは、弱い電流を利用してイオン化した有効成分を肌に浸透させる方法です。当院ではビタミンC、トラネキサム酸のイオン導入を行っています。下記のケミカルピーリングと組み合わせて行うとより効率よく浸透させることができます。
※現在イオン導入は行っておりません
リスク・副作用について
大きな副作用はありませんが、肌に合わない成分であった場合炎症を起こすことが稀にあります。
◆ケミカルピーリング
薬剤を用いて化学的に皮膚を薄く剥離する方法です。当院では安全性の高いサリチル酸マクロゴールを用いています。くすみ、浅いしみ、ニキビ跡、毛穴の黒ずみなどに効果があります。月に1回程度で行うと効果的です。
※現在ケミカルピーリングは行っておりません
リスク・副作用について
副作用としては施術中にかゆみやひりつき感がでる場合がありますが、古い角質が取り除かれることで生じるものです。
◆レーザー治療
Qスイッチレーザー
メラニン色素に特異的に反応する強力なエネルギーを短時間に放出して正常組織のダメージを最小限にして色素を破壊するレーザーです。老人性色素斑やそばかすなど、くっきりした色の濃いシミに有効です。青系の入れ墨にも効果が期待できます。治療時は輪ゴムではじかれたような痛みがあるため通常麻酔クリームを施術の1時間ほど前に塗ってから治療します。治療後はしばらく自宅で付け替え必要がです。1~2週間で薄いかさぶたになり次第に剥げてきます。かさぶたが取れた後はしっかり日焼け止めをするのが重要です。
費用
1cm以下の場合:5,500円(税込)
1㎠当たり11,000円(税込)
レーザートーニング
弱い出力でレーザー照射を顔全体に複数回繰り返すことにより、従来、レーザー治療が困難だった肝斑や淡いしみ、炎症後色素沈着など色素性疾患を改善する治療です。肝斑、淡いしみ、くすみ、毛穴の開きなどに効果がありお肌のトーンアップが期待できます。通常1週間毎に4~5回連続で照射します。その後は維持のため2~3か月に1回の照射を行います。照射時は少しチカチカする痛みがあることがありますが、麻酔を必要とするほどではありません。
※現在レーザートーニングは行っておりません
◆レーザートーニング
弱い出力でレーザー照射を顔全体に複数回繰り返すことにより、従来、レーザー治療が困難だった肝斑や淡いしみ、炎症後色素沈着など色素性疾患を改善する治療です。肝斑、淡いしみ、くすみ、毛穴の開きなどに効果がありお肌のトーンアップが期待できます。通常1週間毎に4~5回連続で照射します。その後は維持のため2~3か月に1回の照射を行います。照射時は少しチカチカする痛みがあることがありますが、麻酔を必要とするほどではありません。
ほくろでお悩みの方へ
ほくろは大きさや位置によって見た目の印象に大きな影響を与えるものになりますので、コンプレックスになるような場合は除去するのも一つの方法です。
ただし、ほくろにもさまざまな種類があり、別の皮膚疾患である場合があるので、まずは医師による診断を受けましょう。
費用
〜5mm以下の場合:5,500円(税込)
5mm以上は1mm当たり1,100円(税込)
ほくろの治療方法
ほくろの治療には手術、炭酸ガスレーザー(保険適応外)があります。ほくろの部位、大きさ、性状やご本人のご希望によって治療方法は変わってきます。診察時にそれぞれの治療の利点欠点につき十分説明したうえでもっとも適した治療を行います。